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患者の声を医療に生かす
「医療の主役は患者本人である」という意識の高まりから、医療現場は大きく変わろうとしています。患者側が望む医療とはどのようなものか?患者やその家族にできることは何なのか?番組では、同じ疾病や障害をもつ当事者たちの活動にスポットを当て、よりよい医療の実現に向けた患者の声をお伝えします。
内 容
1 希望の光で仲間を照らす〜全国脊髄損傷者連合会〜
交通事故や労働災害によって、体に麻痺が残るなどの重い障害を受けた脊髄損傷者。大きな障害にも関わらず、充分な心のケアと社会復帰への準備が出来ないまま退院しなければならない患者が少なくありません。いかにショックから立ち直り、もう1度社会で活躍するか?患者への心のケアや情報提供を行い、社会復帰をサポートしている障害者団体の取り組みを追います。
2 患者がつづる命の白書〜日本リウマチ友の会〜
(社)日本リウマチ友の会では5年に1度、患者の実態をまとめた「リウマチ白書」を作成しています。1万人以上の患者にアンケート調査を行い、一人ひとりの声を丹念に取り上げた、日本でも類を見ない「患者の手による白書」。リウマチとはどんな病気なのか?患者は何を望んでいるのか?白書を通して、現在のリウマチ患者と患者を取り巻く問題を浮き彫りにします。
3 こころの再生を見つめて〜病児遺族わかちあいの会 小さないのち
幼い子どもを突然の病気で失った家族。悲しみが消えることはありません。その家族の会「小さないのち」では、お互いの体験をわかちあい、悲しみと向き合うことで、心の回復に努めています。会では新しい取り組みとして、医療の現場でどのように遺族に接することが望ましいかをまとめ、発表しました。遺族に本当に必要な心のケアとは?そのあり方を模索します。
4 心のバリアに挑む 〜日本コンチネンス協会〜
失禁など、排泄の問題で悩む人が増えていると言われています。排泄ケアに取り組むボランティア団体「日本コンチネンス協会」では、排泄に関する正しい知識を知ってもらうため、啓発活動や相談事業を行っています。「恥ずかしい」と思う気持ちが妨げとなって、人に相談したり、病院に行くことができない現状。心のバリアをなくすための協会の取り組みを紹介します。
5 教壇に立つその先に〜全国膠原病友の会関西ブロック
膠原病は原因不明で根治療法が確立されていないので、長い闘病生活が強いられます。「全国膠原病友の会関西ブロック」では、病気についての理解を深めてもらおうと、大阪府立大学看護学部の協力のもと、患者が自らの闘病体験をまとめて、看護学生に授業の場で発表する活動を続けています。患者と学生の双方が、どのようなことを感じ、そして学ぶのかを見つめます。
6 みんなが主役!がんばれ共和国〜難病のこども支援全国ネットワーク
NPO法人難病のこども支援全国ネットワークは、難病の子供とその家族をサポートするための様々な活動を行い、毎夏、病気や障害の違いを越えて交流するサマーキャンプを開いています。「友だちつくろう」を合い言葉に、非日常の様々な体験を楽しんでもらう、その名も『がんばれ共和国』。参加した子供達と、彼らをサポートするボランティアの3日間を追いました。
7 透析治療の明日を探る〜(社)全国腎臓病協議会
日本の透析患者は25万7千人と言われています。高額で、一生続けなければならないため、透析の費用の多くは、国や自治体の負担です。しかし現在、医療費の引き上げや患者の高齢化などで、その根幹が揺らいでいます。透析治療の歩みや現在の問題点について、スタジオに(社)全国腎臓病協議会、(社)日本透析医会、厚生労働省疾病対策課からゲストを招き、討論します。
8 この手をアジアへ〜(社)日本オストミー協会
(社)日本オストミー協会は、オストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)が安心して暮らせる社会を目指している、オストメイトによるオストメイトのための障害者団体です。身体機能の変化やQOL低下への不安など、その精神的・経済的な負担は計り知れません。番組では、同じ悩みを持つ患者の支えになろうと、国内はもちろん、アジアでも活躍する会員の姿を追います。
9 誇り高く美しく〜あけぼの会
日本では、毎年およそ3万5千人の女性が乳がんを発症すると言われています。1978年に設立された乳がん患者の会「あけぼの会」では、病院を訪問して、これからの生活に不安を覚える乳がん患者の疑問に答えたり、必要な情報を提供したりしています。再発への恐怖、社会復帰への不安・・・。乳がんと闘う女性たちの心に寄り添い、勇気を与えようと奮闘する会の活動を紹介します。
10 絆、深まれ〜(社)日本てんかん協会〜
てんかんを発病した当事者やその家族、医師や専門職による会「日本てんかん協会」は、1976年に設立されました。毎年1回主催する全国大会では、日本全国から会員が集まり、普段なかなか話すことが出来ない悩みや不安を仲間と語り合います。番組では、いつ起こるか分からない発作やいまだに残る偏見と向き合いながら、前向きに生きようとする会員の姿を紹介します。
11 声をひとつに〜ヘルスケア関連団体・ネットワーキングの会〜
患者同士が支え合うという従来の患者会の枠を超えた活動が盛んになっています。「ヘルスケア関連団体・ネットワーキングの会」は、病気や障害の異なる団体が連携し、経験や知恵を持ち寄ります。また、連携の中から生まれたプランや提言を社会に発信しようと考えています。患者の声が医療を変えることはできるのか?病気や立場の違いを超えた横断的な取り組みを紹介します。
※出演者の所属は収録当時のものです

番組は変更になる場合があります。ご了承下さい。