| 41回 |
さまよえる医療難民〜医療事故の教訓
[ゲスト]永井裕之さん(医療の良心を守る市民の会代表)渡邊聖さん(東邦大学医療センター大森病院 医療安全管理部長) |
| 1999年2月、都立広尾病院で生理食塩水と消毒液を誤って点滴投与し、患者を死亡させてしまうという医療事故が起きました。病院側は事実を隠蔽しようとしましたが、裁判で事実が明るみにされ、遺族側の勝訴となりました。しかし、病院組織の欠陥は追及できず、うやむやのままです。この事件を通し、医療事故について考えます。 |
| 42回 |
さまよえる医療難民〜医療事故紛争解決のモデル
[ゲスト]菅俣弘道さん(医療事故市民オンブズマン・メディオ副議長、医療事故被害者家族)菅俣文子さん(妻)谷野隆三郎さん(東海大学医学部付属病院元院長) |
| 2000年4月、東海大学付属病院で1歳半のお嬢さんが、看護師の点滴ミスで亡くなりました。しかし、両親は裁判で争わず、和解しました。この医療事故の「被害者家族」と「事故を起こした当時の院長」をお招きして、和解に至るまでの経緯をお聞きし、医療事故紛争解決のモデルとされているこの事例を検証します。 |
| 43回 |
終末期医療を考える〜川崎協同病院事件
[ゲスト]須田セツ子さん(大倉山診療所院長)木村厚さん(木村病院院長、全日本病院協会常任理事) |
| 1998年11月、川崎協同病院に入院中の男性患者が、家族の要請を受けた医師に気管内チューブを抜かれ、筋弛緩剤を投与されて死亡しました。しかし、3年後に医師は殺人罪が成立して、執行猶予付きの有罪判決を受けました。番組では被告となった医師にご出演いただき、終末期医療に影響を与えたこの事件を検証します。 |
| 44回 |
きょうだいが病気になった子どもたち1
[ゲスト]清家洋二さん(神奈川県立こども医療センター児童思春期精神科部長)藤村真弓さん(茨城キリスト教大学看護学部教授) |
| 病気になった子どもの「きょうだい」に焦点を当てます。きょうだいの片方が病気になることにより、患児に集中してしまう親の意識。寂しさ、孤独感などからのストレスが成長期のきょうだいに与える影響は大きいようですが、精神的なケアが必要だと感じている人達はまだ多くありません。パート@では医療関係者ができる支援のかたちを探ります。 |
| 45回 |
きょうだいが病気になった子どもたち2
[ゲスト]藤村真弓さん(茨城キリスト教大学看護学部教授)黒川理恵子さん(神奈川県立こども医療センター保健師)三ツ堀祥子さん(国際医療福祉大学大学院) |
| 病気になった子どもの「きょうだい」に焦点を当てる第2回は、その「きょうだい」をサポートするボランティアグループの取り組みや、長期入院をしている子どもの「きょうだい」を市から認可・委託された家庭保育福祉員が世話をする現場を紹介します。地域の支え合いが必要であり、行政もここに視点を向けることが大切です。 |
| 46回 |
ドミノ現象 病院崩壊 その後
[ゲスト]平井愛山(東金病院院長)、古垣斉拡(東金病院地域医療連携室長) |
| 1年半前に放送した千葉県東部の病院崩壊のその後を追います。紹介した県立東金病院と国保成東病院は、深刻な医師不足から脱却しました。それは、研修医に来てもらうための仕組みづくりや周辺の診療所の医師たちとインターネットをつないで病診連携を図るなどの努力によるものでした。今回は、病院崩壊の流れを食い止めた成功例を紹介します。 |
| 47回 |
検証!医療報道の光と影 アガリクス報道
[ゲスト]大野尚仁(東京薬科大学教授)、奥仲哲弥(山王病院呼吸器センター長)、丸木一成(元読売新聞医療情報部長、国際医療福祉大学医療経営管理学科教授) |
| 医療報道を検証する新シリーズ。第1回は、「アガリクス報道」です。免疫力を高めるキノコと書籍で紹介されてブームとなりましたが、出版社や販売業者が薬事法違反で逮捕されると、一斉報道でブームは去り、栽培農家などは大打撃をうけました。この報道を通して、医療報道におけるメディアのあり方を検証します。 |
| 48回 |
検証!医療報道の光と影2 大野病院事件事故調査委員会
[ゲスト]西島英利(自民党参議院議員、医師)、足立信也(民主党参議院議員、医師) |
| 2004年に福島県立大野病院で、帝王切開による出産をした妊婦が出血多量で死亡しました。執刀医は責任を問われて逮捕、起訴され現在裁判中です。その後、産科医が敬遠されて医師不足が進むという事態が起きています。進行中の改善制度の試案は医療崩壊を止めるのか、進めるのか、今日はその是非について検証します。 |