| 21回 |
末期がん患者の場合・4
[ゲスト]水上治さん(東京衛生病院健康増進部長)奥仲哲弥さん(山王病院呼吸器センター長)岡信子さん |
| 鮫軟骨、アガリクス、AHCC、メシマコブなどのサプリメントや健康補助食品の市場は、1兆円を超えています。現に、これらを頼りにしているがん患者さんはたくさんいます。その一方で、「メシマコブでがんが消えた」などという本を出版していた出版社の社長らが、逮捕されるというニュースもありました。私たちはあふれかえる情報を前に、どう向き合えばよいのかを考えます。 |
| 22回 |
末期がん患者の場合・5
[ゲスト]帯津良一さん(帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長)大野聰克さん(帯津三敬病院中国室、(元患者))奥仲哲弥さん(山王病院呼吸器センター長) |
| 代替医療は西洋医学以外の医療で、漢方からサプリメント、呼吸法など様々です。まだ認知されていない療法もあり、西洋医学で改善できなかった大勢のがん患者たちが集まります。今回は、がん患者に対し気功を積極的に取り入れている病院を取材しました。それは、動きを伴う「内気功」というもので、自分の身体の中の気を高めるものです。 |
| 23回 |
置き去りにされた患者たち〜ディスレクシアの場合
[ゲスト]竹田契一さん(大阪教育大学名誉教授、日本LD学会常任理事)藤堂栄子さん(NPO法人EDGE代表)藤堂高直さん |
| ディスレクシアは、LD(学習障害)の一つで、文字の形を認識しづらい、すらすら読めない、その意味を理解しにくいなどの障害が現れます。今回は、ディスレクシアへの正しい理解と教育を支援するNPO法人EDGEの代表者と、日本LD学会の常任理事、ディスレクシアを抱えながら建築分野で才能を発揮する学生を招き、ディスレクシアとは何か、サポート体制がどうあるべきかを考えます。 |
| 24回 |
置き去りにされた患者たち〜在宅医療の落とし穴
[ゲスト]太田秀樹さん(おやま城北クリニック院長)大和田潔さん(東京医科歯科大学臨床助教授) |
| 高齢化社会が進む中で厚生労働省が推進する在宅医療ですが、現実には様々な問題があります。患者の栄養管理の不徹底、合併症の見落とし、介護者の共倒れなどです。今後はその質を低下させない様に、地域で連携を取り患者を診るシステム作りと、医療者の意識が求められます。 |
| 25回 |
検証!最先端ガン治療法〜免疫細胞療法
[ゲスト]江川滉二さん(東京大学名誉教授)武藤徹一郎さん(癌研有明病院院長) |
| 現在注目の免疫細胞療法。副作用が無いということですが、費用が高額なことと、その療法は難しく、専門医以外ではSOP(標準業務手順)の信頼性に欠けるなどの問題があります。普及の為には大学病院で専門科を作ることや専門医による研究チームを作り、データを出していく努力が必要です。 |
| 26回 |
新医師臨床研修制度の光と影
[ゲスト]北村聖さん(東京大学医学部附属病院総合研修センターセンター長)村上信乃さん(日本病院会副会長、国保旭中央病院名誉院長) |
| 研修医の待遇改善のために導入された臨床研修制度は、意外な副産物として、非都市部にある病院の医師不足を招きました。大学に残る研修医が半減したため、市中病院からの医師の引き上げが始まったのです。過重労働に疲弊した医師の大量退職、患者を受け入れられない病院、さまよえる患者たち…。地域医療を根元から揺るがすことにつながった「新医師臨床研修制度」について考えます。 |
| 27回 |
病院崩壊ドミノ現象の危機
[ゲスト]村上信乃さん(日本病院会副会長、国保旭中央病院名誉院長)平井愛山さん(千葉県立東金病院院長) |
| 地方の中核病院が崩壊の危機を迎えると、悲鳴をあげています。地域による偏在が生み出す医師不足が、大きな原因です。医師不足により一つの病院が危機を迎えると、その周辺の病院が同様に危機を迎えることになり、次々、次々と危機が拡がっていきます。まさに、ドミノ倒しのように地方の医療が崩壊へと向かって進んでいく、この問題について考えます。 |
| 28回 |
さまよえる医療難民〜療養病床削減の衝撃
[ゲスト]安藤高朗さん(医療法人永生会理事長、全日本病院会副会長)有坂フミ子さん(地域包括支援センターあだち所長ケアマネジャー) |
| 今回の医療制度改革では、入院医療の必要がない「社会的入院」をなくして医療費を減らす狙いで、今後6年間に療養病床を現在の38万床から15万床まで削減することが決定しました。患者の追い出しなども考えられる中、厚生労働省は老人保健施設や在宅医療への移行を描いています。はたして、患者の受け皿や在宅介護が本当に整備されるのかを考えました。 |
| 29回 |
さまよえる医療難民〜あるパーキンソン病患者の場合
[ゲスト]塩澤瞭一さん(関川病院理事長)有坂フミ子さん(足立区の地域包括支援センターあだち所長) |
| あるパーキンソン病患者が発症から3年間に、7つの病院で12回も入退院しました。なぜ、入退院を繰り返さなければならなかったのか。療養病床削減は、このような患者や一般病床、介護老人保健施設などにどう影響するのか。また、現在は特別養護老人ホームに入居していますが、医療行為が必要になれば、ここも退去せざるを得ません。行き場のない患者と家族を追いました。 |
| 30回 |
療養通所介護の挑戦
[ゲスト]当間麻子さん(療養通所介護推進ネットワーク代表)佐藤美穂子さん(財団法人日本訪問看護振興財団常務理事) |
| 介護と医療が必要な患者とその家族をサポートする仕組みとして注目の「療養通所介護」。平成18年4月の介護報酬改定で認められたものです。愛媛県松山市の東松山訪問看護ステーションでは、試験的に平成14年から療養通所介護患者が通えるデイサービスを開始しました。療養通所介護の有効性、広めるための今後の課題について考えます。 |